ツール・ド・モンブラン ハイキング

ツール・ド・モンブラン(TMB)は世界で最も有名なハイキングルートです。国際登山ガイド(UIMLA)、エマと一緒にモンブランお膝元のシャモニーの町から、イタリアやスイスに滞在しながらモンブランの周りをぐるっと一周トレッキングしましょう!

ツール・ド・モンブラン ハイキング
  • 12日間
    12日間
  • 2
    「中級」

説明

ツール・ド・モンブランは世界で最もクラシックなトレッキングルートです。全長166km、累計高度差は1,000mにも及びます。標高4,810mのモンブランは西欧最高峰の山でフランス、スイス、イタリアの国境に鎮座 しています。

険しいコルや高山草原地帯に針葉樹林帯と、変化に富んだ歩きごたえのあるルートです。高山に咲く花々を愛で、マーモットやセーム、アイベックスやアルプス特有の猛禽類等、アルプスに生息する動物たちにも巡り合えることでしょう。モンブランはもちろんのこと、世界に名だたるドーム・ドゥ・ミアージュ、エギーユ・ヴェルト、エギュイ・ドゥ・シャルドネ、グランジョラス、モン・ドラン、グラン・コンバン等の名峰の絶景を背景にトレッキングが楽しめます。

私がおすすめする理由は:

  • 私が世界で一番好きなトレッキングルートだからです
  • 西欧最高峰を一周し、様々な方角からモンブランを楽しめます
  • 一つのルートで、フランス、イタリア、スイスと三カ国も訪れることができます
  • 毎日絶景の中でのトレッキングが楽しめます
  • 各宿泊地への荷物の運搬が含まれたガイド付きツアーです

Emma

uimla UIMLA
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資格:国際登山ガイド(UIMLA)
居住地:シャモニー、フランス

私は国際登山ガイド(International Mountain Leader, IML)です。過去15年間、様々なグループの登山ガイドをやってきました。ツール・ド・モンブランは40回以上ガイドしていますし、エベレスト・ベースキャンプへのトレッキングも27回、キリマンジャロへは10回行っており、その他にもネパール、ペルー、キューバ、インド、ブータン、カンボジア、タイ、アルプス、ピレネー、ロシヤ、ウズベキスタン、マダガスカル等でトレッキング・ガイドをやってきました。

私はスキーも大好きで、2009年にはマナスル(8,156m 世界で8番目に高い山)からの初のスキー滑降も成功しています。

英語の他に、フランス語、ロシア語、スペイン語も喋り、通訳として仕事もしており、おしゃべりすることが大好きです。


データ:

時期 6月〜9月
期間 12日間
技術レベル 上級
割りとハードなトレッキング内容ですが、ルートはとてもよく整備・管理されています。
体力レベル 基礎体力がある方々におすすめです。
言語レベル 英語で“Stop”, “rest”, “start”や何か問題を感じた時に問題があると表現ができる程度の基礎言語力が必要です。
経験値 ハイキング経験
人数 4〜10人まで
天候 山の天候は変わりやすいです。真夏(7—8月)には30度を超える気温になることもあり、また場所によっては5度程度まで下がったりもします。この時期は通常晴れていることが多いですが、7−8月でも雨や時には雪が降ることもあるので、どんな天気にも対応できる必要があります。平均気温は谷では15−25度程度、峠では5−15度程度です。
保険 突然の病や事故(ヘリコプター等による緊急救助や本国送還費用を含む)がカバーされた旅行保険に加入していることが参加必要条件です。通常の旅行保険の場合、高所は含まれない場合があるので、標高3,000mまでがカバーされていることをご確認ください。また、デポジットのリファンドは行っておりませんので、旅行保険に個人都合でのキャンセルの場合の払い戻しが含まれていると便利です。
料金 一人 1,545ポンド
料金に含まれるもの:

  • 全ての宿泊費
  • 朝食、夕食全て
  • 行程に載っているロープウェーやケーブルカー等の移動に関わる費
  • 一泊分以外の全ての荷物運搬
  • 経験豊かな公認登山リーダーによるガイド

料金に含まれないもの:

  • 航空券
  • 旅行保険
  • 空港からの移動
  • 山行中のランチ
  • 行動食
  • チップ
保険 突然の病や事故(ヘリコプター等による緊急救助や本国送還費用を含む)がカバーされた旅行保険に加入していることが参加必要条件です。通常の旅行保険の場合、高所は含まれない場合があるので、標高3,000mまでがカバーされていることをご確認ください。また、デポジットのりファンドは行っておりませんので、旅行保険に個人都合でのキャンセルの場合の払い戻しが含まれていると便利です。

行程:

詳細 宿泊 高度差・歩行時間
1日目 シャモニー到着

モンブランお膝元の有名な山間の町、シャモニーから旅は始まります。
午後6時集合、ブリーフィングを行い、夕食をとります。

三ツ星ホテル泊(ディナー込)、荷物へのアクセス有り -
2日目 レズーシュ(Les Houches)〜レコンタミン(Les Contamines)トレッキング

レズーシュから登山電車に乗り、ビオナッセイ氷河の麓にある壮観な橋を渡り、数あるルートの中からその日に適した ルートを選んでレコンタミンへ入ります。通常は、コル・ド・トリコ を通り、ドーム・ドゥ・ミアージュの麓に位置するミアージュ・レフュージ(山小屋)で小休憩を取った後、レコンタミンの三ツ星ホテルに宿泊します。
(※天候不良等の場合は、標高が低めの別ルートを選びます)

ホテル泊(ディナー込)、荷物へのアクセス有り 標高差:登り+837m、下り-1,520m
6時間
3日目 レコンタミン〜レシャピュー(Les Chapieux)トレッキング

シュマンロマン(旧ローマ街道)を通り、ノートレダム・ドゥ・ラ・ゴージ(Notre Dame de la Gorge)にある教会を訪れます。 ここからは上り坂が続き、バルム小屋を通過し、ボンノム峠(2,328m)で昼食を取ります。
ここから緩やかな登りを経て、ヴァノワーズ国立公園が見渡せるボンノム小屋( Col de la Croix de Bonhomme) (2478m)に辿り着きます。更に2時間の下りを経て、レシャピューに入り、ゲストハウスに宿泊します。

ゲストハウス(ディナー込)、荷物へのアクセス有り 標高差:登り+1,348m / 下り-960m
歩行時間:7−8時間
4日目 セイニェ峠を越え、クールマイユールへ

コンクリート道路の上を歩くのを省くため、ミニバスに乗り、ヴィル・デ・グラシエへ行きます。ここから、モンテ小屋へ向かって川を渡り、セイニェ峠(2,516m)を登ります。この先はイタリアです!ヴァル・ベニーの町からヴァル・フェレットの町まで見渡せる圧巻な景色が楽しめ、イタリア側からのモンブランはじめシャモニーの名峰群が見え始めます。
エリザベッタ小屋脇を通る下山ルートでラ・ヴァサイユに入り、そこからバスで伝統的なイタリアの町クールマイユール へ行き、中心部にある良質なホテルに泊まります。

ホテル泊(ディナー込)、荷物へのアクセス有り) 標高差:登り+867m / 下り-1,015m
歩行時間:5−6時間
5日目 クールマイユール〜ボナッティ小屋(Refugio Bonatti)トレッキング

ベルトーネ小屋(Refugio Bertone)やサックス山の稜線(Mont de la Saxe Ridge)に続く斜度のキツイ登りから始まります。雪が十分に少なく天気が良ければ、人混みを避けたルートを通ってサックス山稜線まで行くことができ、トロンシュの頭(Tête de la Tronche)まだ登り、サパンのコル(Col Sapin)まで急斜面を下ります。そこから更に下った後に、コル・アントル・ドゥ・ソ (Col Entre Deux Sauts)まで登ります。長くも、素晴らしい景観の1日です。人もあまり多くなく、ただただ息を呑むほどの美しい光景です。
ボナッティ小屋に宿泊し、モンブランに沈む夕日を堪能します。荷物へのアクセスがない日は本日のみです。

山小屋泊(ディナー込)、荷物へのアクセス無し 標高差:登り+1,584m / 下り-940m
歩行時間:7時間
6日目 ボナッティ小屋〜ラ・フリー(La Fouly)

本ルートで一番高いコルであるグラン・コル・フェレット(2,537m)を越える日です。グランジョラスやグラン・コンバン、フランス・スイス・イタリア三カ国の国境にそびえるモン・ドランの絶景が楽しめます。コルの頂上からスイス側へ入ります。時間があればラ・ピュール(La Peule)で小休憩を取り、ラ・フリーに向かいます。ラ・フリーは小さなアルパイン・ビレッジでスイスの伝統的で可愛らしい家々が並びます。私達はホテルに宿泊します。

ホテル泊(ディナー込)、荷物へのアクセス有り 標高差:登り+1,128m / 下り-1,580m
歩行時間:6−7時間
7日目 ラ・フリー〜シャンペクス(Champex)

短めな1日です。スイス特有の草原や小さな村を通りながら、その名の由来となっている湖のそばにあるかわいい高山の町シャンペクスに辿り着きます。ここでは伝統的なホテルに泊まります。お部屋はシンプルですが、食事はおいしくておすすめです。

三ツ星ホテル泊(ディナー込)、荷物へのアクセス有り 標高差:登り+711m / 下り-855m
歩行時間:5時間
8日目 シャンペクス〜トレント(Trient)ハイキング

この日は2つのオプションがあります。体力も十分に残っていて天気も良ければ、ツール・ド・モンブランで一番高いコルであるアルペットの窓(Fenêtre d’Arpette)(2,665m)を通るルートを選ぶことができます。トレント氷河を見渡すことができる素敵なルートです。
もう少し緩やかなルートを希望する場合は、ボヴィンを通りフォルクラ峠に出る一般ルートを行きます。
どちらのルートにするかは、当日の天候やグループの体力を見極めながら、ガイドが判断します。
ここから、トレントにある宿泊地まで下山します。

オーベルジュ泊(ディナー込)、荷物へのアクセス有り 標高差:登り+1,484m / 下り-1,760m
歩行時間: 6時間
9日目 トレント〜アルジャンティエール(Argentière)

一般的なツール・ド・モンブランとは異なった、レ・グランを通るバリエーションルートを行きます。このルートからの眺望のほうがはるかに良く、人混みも少ないため、一般ルートより多く時間と体力は 要しますが、その価値はあると思います。天候不良の場合は、一般ルートを選択する可能性もあります。
どちらのルートを選択しても、シャモニーの間近に位置するバルム峠(Col de Balme)に辿り着きます。ここから短時間でポゼット針峰(Aiguillette des Posettes)まで登り、トレ・ル・チャンプ(Tré-le-Champ)の村を通り、アルジャンティエールの町まで下山します。

ホテル泊(ディナー込)、荷物へのアクセス有り 標高差:登り+1,200m / 下り-1,500m
歩行時間:7時間
10日目 アルジャンティエール〜シェズリー湖(Lac des Cheserys)〜シャモニー トレッキング

一度トレ・ル・チャンプまで戻り、そこからシェズリー湖までハイキング。ここから見えるモンブランは最高です。このハイキングはシャモニーで一番のハイキングルートです 。設置されているハシゴや鎖を使って崖を迂回したりします。難易度は高くはなく、心配する必要は全くありません。そこから、フレジェール(Flégère)まで横切り、グラン・バルコン・スッド(Grand Balcon Sud)で1日を終えます。始終モンブランを望めるルートです。プランプラ(Planpraz)ロープウェーに乗り、シャモニーに戻ってきます。居心地の良いホテルにて宿泊。

ホテル泊(ディナー込)、荷物へのアクセス有り 標高差:登り+1,000m / 下り-650m
歩行時間:7−8時間
11日目 シャモニー〜レズーシュ

プランプラ・ロープウェーに乗り、昨日下山したところからハイキングを続けます。ブレヴァン峠(Col du Brévent)を登り、圧巻なモンブランの姿が拝める頂まで登ります。
メルレ(Merlet)を通りレズーシュの町まで下山し、シャモニーのホテルまで車で戻り、ツール・ド・モンブランを締めくくります。

ホテル泊(ディナー込)、荷物へのアクセス有り 標高差:登り+870m / 下り-1,770m
歩行時間:7時間
12日目 シャモニー出発

朝食後に空港へ向けて出発します。

追記:

私はアドベンチャー・トラベルを専門としています。アドベンチャー・トラベルにおいては様々な理由から、行程通りに物事をすすめることができない可能性が大いに有ります。私が提供するプランは予期せぬ出来事のため変更を余儀なくされる場合があり、お客様においてはこういった変更を柔軟に受け入れていただけますようお願い致します。

装備リスト:

装備名 詳細
リュック 30−40リッターのもの
運動靴・登山靴 トレッキング専用のスニーカー(もしくは、トレイルランニング用のスニーカー)であれば、スニーカーでもツール・ド・モンブランの行程のほとんどを済ませることが可能です。
6月の旅程の場合は、まだ残雪が多いところが何箇所かあるため登山靴が必要になります。
サンダルはトレッキングには不適切です。
防水ジャケット・ズボン 必須アイテムです。できるだけ軽量のもので、ダウンや綿等の加温機能のないもの。
靴下
下着
トレッキング用ズボン 軽量のもの
短パン
Tシャツ 綿より吸汗性のTシャツの方が軽量で且つ、乾きやすいのでおすすめです。
ミドルレイヤー フリース等
保温性の高いジャケット 寒くなった時のために、軽量のビレイジャケット (例:Rab Photon / Arcteryx Atom / Patagonia Nano)がおすすめです。これはリュックに入れて常に持ち歩くものなので、できるだけ軽量のものをおすすめします。ダウン素材は濡れると保温性が失われてしまうため、おすすめしません。
暖かい帽子 軽量、ニット帽等
手袋 軽めの手袋
日除け帽
サングラス 雪上歩行の際の必須アイテムです。
日焼け止め 小さめの容器のほうが軽くておすすめです。
リップクリーム 日焼け止め効果のあるもの
水筒・キャメルバック 最低でも2Lの容量が必要です。とても暑い日には3L必要となる場合もあります。
トレッキングポール 6月には雪上歩行の際必須アイテムとなります。
その他の時期においては、任意アイテムです。
寝袋インナーシーツ ボナッティ小屋に泊まる際にのみ必要です。綿よりシルクの方が軽量なためおすすめです。
その他の宿泊施設では全てきちんと新しいシーツでベッドメイキングされたベッドでの宿泊となるためインナーシーツは不要です。
携帯用タオル ボナッティ小屋でのみ必要です。
洗面具 山小屋での宿泊の際は通常、歯ブラシ、携帯用歯磨き粉、(必要な方は)コンタクトレンズ溶液、ウェットティッシュ数枚、携帯用石鹸を持ち運びます。
ヘッドランプ 軽量ランプ(例:Petzl Tikka / Zipka)で大丈夫です。
ビニール袋・ドライサック 持ち物を濡らさないようにするため。
パスポート トレッキングでは国境を越えるので、トレッキング中も念のためパスポートは携帯していてください。ビニール袋等に入れて、濡れないように持っていてください。
現金 昼食や行動食を買うため。3泊する予定のスイスでもユーロは使えますが、スイスフランのレートの方が良いです。スイスフランが必要な場合は、途中のラ・フリーやシャンペクスの町にATMがあります。
一般的には、飲み物を買うために必要なだけなので、たくさん所持する必要はありません。
シャモニーやクールマイユール、アルジャンティエールの町にもユーロが引き出せるATMがあります。
ファーストエイド・キット ハイキング・リーダーがグループ用の大きなファーストエイド・キットを持ち歩いていますが、各自自分用のバンドエイドや水ぶくれ対策(compeed)、痛み止め(バファリン)に下痢止め(イモディウム)等が入った小さなファーストエイド・キットを持ってきてください
ベースレイヤー 少し保温性のあるもの
レギンス
バフ 日差しから首を守るためや、特別寒い日の保温効果のため
カメラ
本・eBook
軽量スリッパ・サンダル 山小屋ではサンダルが準備されていますが、ホテルでは準備されていないため、部屋でくつろぐ用やクールマイユールやシャンペクスの町を散策するために持っていると良いでしょう。
スニーカー たまには登山靴から足を休めるために、スニーカーを履くのも良いでしょう。どの日にスニーカーが履けるかはガイドが指示をします。スニーカーを履くのであれば、トレッキングに適したスニーカーを持ってきてください。
携帯電話 行程中殆どの場所では電波がつながります。緊急事態のため、または何かしらの理由でグループを離れる必要があった時のために携帯電話は持ってきておいてください。
耳栓
行動食・お菓子 持参する必要はありません。途中で通過する町やお店で頻繁に補充することができます。
抗菌ハンドソープ
防虫スプレー