ボールパス・クロッシング ガイドツアー

ニュージーランド、マウント・クック山脈を、地元のニュージーランド山岳ガイド連盟(NZMGA)公認ガイド、エルケと一緒に3日間で横断する山岳アドベンチャーです。

ボールパス・クロッシング ガイドツアー
  • 3日間
    3日間
  • 1
    「初級」

説明

ニュージーランドの最高峰の山々や最長の氷河に囲まれた峠のトレッキングです!
ボールパス・クロッシングは、タスマン地方からフッカー・バレーまで続くマウント・クック山脈を歩く大変魅力的な3日間のアルペンルートです。私営のキャロライン小屋で2晩の滞在を楽しみ、標高2,000m の息をのむようなニュージーランド最高峰マウント・クックのアイスフェイスをご堪能いただけます。タスマン氷河の上方に位置するボール・リッジのからの素晴らしい眺めに心癒され、マウント・クックの氷雪崩に圧倒されることでしょう。.

そして、アオラキ/マウント・クックの南壁、ヒラリー・リッジを間近に望む、南アルプスのパノラマを愉しむために、カイアティキ・ピーク(標高2,222m)に登ります。ボール・パス(標高2,121m)を横断する途中、ご一緒にボール氷河を探検しましょう。そのあと、フッカー・バレーへと続く長い山道を急降下します。

このトレッキング・ツアーの最難関は3日目の長い1日です。体力も身のこなしも、とても高度なレベルが要求されます。最終日の登山に備えるため、2日目は登山技術アップのトレーニングに多く時間をさきます 。このツアーは、アイゼンやピッケルの使い方に慣れるための良い機会になり、これから本格的に登山を始める方のためにも最高の予行練習になるでしょう。参加者はハイキング経験豊富な上、健脚で良好な体力レベルであることが望ましいです。

ツアーのハイライト

  • アオラキ/マウント・クック国立公園、ニュージーランド最高峰に登り、3,000m級の山々の息を呑むような絶景を臨みます
  • アルペン登山に挑戦して、雪原や小さな氷河、足場の整っていないゴツゴツした岩場などを歩く経験をします
  • ボール・リッジを登る途中のアオラキのキャロライン・フェイスの迫力に息をのみ、キャロライン小屋からの安全な距離で、氷雪崩を眺めることが出来ます
  • 高度のアルペン登山で体力的にも厳しい体験をすることで、基本的な登山(マウンテニアリング)スキルを学ぶ機会が得られます
  • 同じ趣味を持つ仲間たちと心穏やかな時間を過ごして、ガイドからは興味深いエピソードを聞くことが出来ます

Elke

NZMGA

Elke Guide Profile Photo

資格:ニュージーランド山岳連盟認定山岳ガイド(NZMGA)
居住地:テカポ湖、ニュージーランド

山岳スキー、アルペン登山、そしてマウンテンバイクを得意としており、物心ついたころからずっと、ニュージーランドのアルプスで登山やスキーをしています。数多くのシーズンをスイスでスキー・インストラクターとして過ごし、日本でスキーガイドをしたりペルーで登山をしたりもしてきました。ガイドをしていないときには、アルパイン・レクリエーションの運営に携わり、主にウェブデザイン、ITサポート、マーケティングや宣伝、そしてロジスティックス、山小屋の物品補充、スタッフ教育までを広く担当しています。エルケは国際認定スキー指導員で、計算生体力学(Computational Biomechanics)の修士課程を修了しています。


データ:

時期 11月から3月
日数 3日間
技術 / 体力レベル
および経験値
トレッキング、アウトドア、山歩きやハイキングの経験があればあるほど良いです。このツアーは登山初級レベルと言えるもので、ニュージーランドの他のガイドツアーよりも高度な技術が要求されます。なぜなら、高山で雪原や小さい氷河を横断し、整備されていない道を行く場合もあるからです。
言語レベル 英語でstop、rest、start、dangerなどの指示が理解できること、そして何か問題がおこった時に伝えることが出来る程度の基礎言語力が必要です。
人数 ガイド1人に対し、1~4名まで
天候 シーズン初期(11月-12月)は深い雪に覆われています。必要であれば、こちらで、スノーシューなどの装備を準備します。シーズン後期になると(2月中旬-4月)、雪はだいたい溶けてなくなり、開いたクレパスが顔を出します。ところが、真夏であっても雪が降ることがあり、秋に入ると(3月-4月)その確率は増えてきます。出発前に、参加者の皆さんが、山の暑さ寒さどちらの状況に対しても対応できる装備が出来ているかどうかを確かめるために、持ち物チェックを行います。
保険 ご自身あるいはご家族の怪我や病気のため、直前にツアーをキャンセルしなければならない場合の補償がある旅行保険に加入することを強くお勧めします。ニュージーランド・アルペン倶楽部では、アウトドア活動に対して十分な補償のある保険を提供していますのでウェブサイトを参照下さい。
(http://alpineclub.org.nz/climb/insurance)
ニュージーランドには、公的機関による災害・事故補償(ACC)があり、ニュージーランドを訪れるすべての人を対象にしています。 ACCでは、災害・事故が起こった場合の避難および/または治療、そしてリハビリテーションを含めたほぼ全ての費用に対しての補償がありますが。
ACC制度は、無過失責任の原則に基づいています。事故の状況によっては、損害賠償の法的措置に制限が生じる場合があります。旅行者に対しての補償内容に関する詳細は、ACCのウェブサイトでご確認ください。
料金 1,450 ニュージーランド ドル/人料金に含まれるもの:

  • IFMGA/NZMGA 認定ガイドのガイド料
  • 国立公園入場料
  • 快適な私営の山小屋での宿泊費
  • ツアー中に必要となるその他宿泊費
  • 移動費 (テカポからマウント・クックまで)
  • ツアー中すべての食事(スナックや行動食も含む)
  • 登山・トレッキングに必要な用具レンタル料

料金に含まれないもの:

  • ツアー前後の宿泊と食事

行程:

詳細 宿泊 高度差・歩行時間
1日目 午前8時にオフィスで装備チェックを行います。タスマン氷河と平行に、旧ボール小屋ロードに向かって車で行けるところまで行きます。サイドモレーン(側堆石)に沿ってすすんでいくと、地球温暖化による氷河後退の影響が良くわかります。ボール・シェルターから、ボール・リッジを850m登って、神秘的な様相で佇むマウント・クックのキャロライン・フェイスのちょうど反対側、標高1,800m/6,000ftに位置するキャロライン小屋で休みます。360度見回すと、アオラキ/マウント・クック、マウント・タスマン、タスマン氷河に接する山々、プカキ湖までが視界に入ります。雨が降ったり風が強かったりする場合には、距離の短い(ただし急斜面で景色はあまり良くない)別のルートでキャロライン小屋に向かいます。 キャロライン小屋(Caroline  Hut)泊 850m / 4時間
2日目 アイゼンやピッケルを使った基本的な登山技術を実践で学びます。ボールパスの南、カイティアキ・ピーク (標高2,222m/7,290ft) を登り、印象的なアオラキの南尾根の眺望を楽しみます。おそらくボール氷河のクレパスを歩くことも出来るでしょう。キャロライン小屋に戻って、マウント・タスマンを照らす夕日や、キャロライン・フェイスを流れ落ちる氷雪崩をゆっくりと眺めます。 キャロライン小屋(Caroline Hut)泊 450m / 6時間
3日目 この日はゴツゴツした岩場の急斜面を行かねばならない1番厳しく長い登山になります。標高2,121m (7,000 ft)のボールパスを横断します。アオラキの南面、フッカーとミューラー氷河、マウント・セフトン、そしてコップランド・パスが目の前に広がります。ボールパスからの急な下りではアイゼンを使って降りるのが良いでしょう。雪が凍結していたら、フィックスロープを使って滑落者が出ないよう対応します。この辺りはゴツゴツした岩で足場が整っていないので、東フッカー谷に降りる地溝や断崖では、ガイドの指示に従って安全なルートを取ってください。古いモレーン台地を歩いていくとその先には、国立公園内の青々とした豊かな緑の高原が広がり、そこを抜けてマウント・クック村に戻ります。フッカー・バレーで2度の大きな土砂崩れがあったため、このエリアの移動は以前より1-2時間ほど長くなります。そして、テカポ湖まで戻ります。全体で8-10時間のトレッキングになる予定です。
帰着時間は、参加者の体力や技術の状況に応じて、午後5時から8時の間になる見込みです。テカポかマウント・クック村での宿泊を手配しておくのが良いでしょう。この日は長い時間歩きますので、ツアー後に遠くまで移動するのはお勧めしません。
テカポ(Tekapo)またはマウント・クック村(Mt Cook Village)泊 400m / 8-10時間

注意: クロッシング・ツアーは雪や天気の状態に左右されます。そのため、参加者の体力やコンディションなどを含めたすべての要因を考慮して、ガイドの判断にて行います。

装備リスト:
こちらでヘルメット、ハーネス、アイゼンとピッケルを準備します。上着やリュック、登山靴も必要であれば無償で貸し出し致します。

装備名 詳細
リュック 最低45リッターの容量があるもの
登山靴 良く使い慣れたもので、防水加工されているもの。アイゼンが正しく装備できるもの。
雪山用ゲートル
ウールの靴下(2足)
ポリプロピレン製ロングジョン 保温性の良いレギンス
耐水性のオーバートラウザース(レインパンツ)
ポリプロピレン製Tシャツ、長袖シャツ
フリースの上着
耐水性パーカー フード付き
グローブ ポリプロピレン製が良いが、保温性の良いグローブかミトンがあればそれでも可。
オーバーグローブ
ウール帽かバラクラバ帽(目だし帽)
日よけ帽
ヘッドランプまたは懐中電灯(予備の電池も)
ビニール袋
パックライナー 厚手のビニール袋
スキー/トレッキングポール
下着
シャツ 長袖、日焼けから肌を守るもの
速乾性のある(ナイロン製など)
トレッキング用ズボン・短パン
サングラス(雪山用で十分なUVカット機能付きのもの)
日焼け止め、紫外線カットのリップクリーム
日よけスカーフ(耳や首の後ろを保護するため)
個人的に必要な救急用具一式(テーピングキットもご用意ください)
最小限の洗面道具
カメラ
耳栓 いびきの被害にあわないために!
水筒 容量1リットル以上